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グリストラップ洗浄作業(21/09/18)
【手順1】
まずグリストラップのフタを開け、槽内を確認します。
こちらのグリストラップの大きさは1.2mX0.6mで深さが0.6mの一般的なサイズです。

向かって左から第1槽目で、ここには食材滓を受けるカゴ(バスケット)がありますが、既に油脂分で隠れています。
中央の槽ではフィルターが設置されていますが、これも詰ってしまいその機能を果たしていません。
御覧の様に油脂分は3槽目まで一杯になっており、写真では解り難いですがゴキブリやハエが大量に発生し、産卵の場にもなっています。
勿論臭いも強烈です。
3槽目に見える塩ビ配管が外部に汚水を排出していますが、この分だと基準値は超えているでしょう。
こちらの店主さんは厨房内はキレイにされていますし、排水パイプ内も当社の排水パイプ洗浄剤で清掃し害虫駆除など衛生管理は行き届いていますが、どうしても厨房内に悪臭が漂い、時折ゴキブリが徘徊するそうです。
そこでグリストラップ洗浄により衛生管理を徹底しました。
【手順2】
写真は今回使用した道具類です。

今回は底に沈んでいる汚泥(沈殿物)も手動で除去しましたので、写真左にある掬い道具を用意しました。
それと汚泥を入れる市販のポリ袋(45L)。
デッキブラシは槽内の壁面の汚れを除去するためのものです。
それにグリストラップ専用洗浄剤(5L)とそれを散布するためのジョウロ。
今回は油脂分が約5センチ程度浮いていましたが、グリストラップ専用洗浄剤を3L使用しました。
【手順3】
ジョウロにグリストラップ専用洗浄剤を入れ、槽内に2L程度を均一に散布します。

【手順4】
写真のように槽内だけでなく、壁面にも1L程度散布します。

写真は散布した2~3分後ですが、この様に汚れに反応しドンドン分解し、槽内は泡で一杯になります。
特に汚れが厚くこびりついている場合にはデッキブラシ等で汚れの層を壊しますと反応がより早くなります。
40分間程度分解が繰り返され、反応が終ると水位が下がりだします。
カメラのトラブルで写真撮影が出来ていませんでしたが、この間に第1槽にあるカゴ(バスケット)を引き上げ、食材滓を取り出しポリ袋に入れ、カゴも軽くデッキブラシで擦ってやります。
第2槽目のフィルターの油脂分も分解されますので、フィルターに付着したゴミも軽く叩いて槽内に落とします。
水位が下がったところで底に沈殿した汚泥を除去し、汚水を撹拌しながら水洗いして終了です。
【手順5】
約1時間半でこの通り。

全く臭いもなく衛生的なグリストラップになりました。
勿論、雑菌や害虫も全て駆除されています。
油脂分は水と酸素ガスに分解されて下水に排水されましたので、今回ポリ袋に回収した汚物は食材滓と底に沈殿した汚泥とで3L程度。
第1槽目の食材滓用のカゴには専用のネットを設置し、食材滓を取り出しやすくしました。
今回の洗浄にかかった費用は4000円弱でしょうか。
こちらの飲食店では毎月バキュームによる吸引を業者に依頼していたそうですが、一回に付き2万円程度が必要だったそうです。
大きくコスト削減ができましたね。
しかも吸引では不可能だった悪臭除去や害虫・雑菌の駆除も簡単に出来ました。
今回は自分で汚泥回収までしましたが、面倒な場合は吸引業者さんに依頼してもいいでしょう。
油脂分は頻繁に蓄積されますが、汚泥の蓄積は思ったより少ないものです。
今回のケースでは年に一回程度、従来の業者さんに沈殿物の吸引をしてもらえば大丈夫でしょう。
あくまで吸引してもらうのは汚泥だけです。
①吸引作業のみの年間コスト
| 吸引作業費 | 20,000円(月1回) | x | 12ヶ月 | = | 240,000円(A) |
②専用洗浄剤導入の年間コスト
| 専用洗浄剤費 | 8,000円(月2回) | x | 12ヶ月 | = | 96,000円 |
| 吸引作業費 | 20,000円 | x | 1回 | = | 20,000円 |
| 合 計 | 116,000円(B) |
(A)-(B)で年間に124,000円のコスト削減に成功です。
半分以下ですね。
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